μの軌跡・幻編 第12話「海の向こう」
【人間→ポケモン】
『なかなかいいところ見つからないなぁ』
緑生い茂る森の中をピカチュウはあたりをキョロキョロしながらゆっくりと歩いていった。
『ピカチュウ、まだ探していたのか?』
『あぁ、ラズか。・・・うーん、どうもピンと来るのが無くってさ』
リヒトは後ろから声をかけてきたグラエナのほうを振り返りそう答えた。 火事で住む場所をなくしたポケモン達は被害にあわなかった山の反対側に新しい住処を求めていた。リヒトもまた、 自分が新たに住む場所を探してこの森を探索していた。
『大体どんなのが希望なんだよ?』
『えぇっとねぇ、まずは最低でも1DKでバス・トイレ付。 最寄り駅からは徒歩5分以内で近くにスーパーが有って家賃が5万切るのがベスト。敷金礼金無しならなおよし、ってところかな』
『・・・ピカチュウ・・・』
『あ、大丈夫、日当たりは気にしないから。むしろ北向きでも全然OKぐらいの勢いで』
『・・・ボケるならポケモンにも分かりやすいボケにしてくれないか?・・・突っ込みどころが分からん・・・』
『・・・』
『・・・』
『・・・ゴメン・・・』
リヒトはボケる相手を間違えたことに気付き頭を垂れた。そして言葉を続ける。
『ラズ、前にトウヤの弟と旅してたって言うから人間のことに詳しいと思ったんだけどなぁ・・・』
『悪いな・・・逆に言えばずっと旅してたから、一般的な人間の生活って言うのがよく分からなくてな』
『そっかぁ・・・そういうもんか・・・』
人のポケモンになったとしても、どういう生活を送るかで変わってくるもんだなと、ラズの方を見ながらリヒトは考えていたが、 ラズはそれを切り返すかのように言葉を返す。
『・・・でも逆を言えば、お前はそういうことに親しんだ生活をしていたってことだな』
『え?』
『お前の失われた記憶さ。そうやって無意識のうちに言ったギャグも、記憶を探る鍵にはなるだろう?』
『・・・まぁ、そうかな?』
『そうさ、少なくても俺のように旅をしていた、というわけではなさそうじゃないか。多分、 かなり人間の生活に慣れ親しんでたんだろうさ』
『・・・かも、しれないね』
そう呟くとリヒトはラズに背を向けてまたあたりを探し回りながら歩き出し始めた。・・・自分の記憶に関する話題を避けるように。 ラズは小さく横に首をかしげながらその後を追った。
『・・・にしても、無いなぁ・・・』
『というか、今までは何処に住んでたんだ?森に住んでたのは知ってたが、余り見かけなかったが・・・?』
『あぁ、森の隅の方に少し大きめの木があったでしょ?あれの下に大きな穴が開いててね。そこに』
『そうか・・・今回もそういうのがいいのか?』
『出来ればね』
ピカチュウは微かに笑みを浮かべ小さく振り返り頷いた。
『ところでラズの方は?見つかったの?』
『あぁ、別のグラエナが住んでいた洞穴を譲ってもらったよ』
『じゃあ、そのグラエナは?』
『そのすぐ近くに、俺達とは違うポケモン達のグループが有ってな、そっちのリーダーのところに身を寄せるようだ』
『ふぅん』
『・・・もし見つからなかったら、今晩はうちに泊まれよ?』
『そうだね・・・お言葉に甘えようかな』
ピカチュウは小さくため息を吐くとラズの方へと駆け寄ろうとした。
その時。
『違う・・・!』
『・・・ぇ・・・?』
ピカチュウはその足を止めて急にあたりをキョロキョロと見渡し始める。
『・・・どうした?』
『今・・・誰かの声しなかった?』
『・・・いや・・・聞こえなかったが・・・?』
『・・・空耳かなぁ・・・』
リヒトは首をかしげて考え込む。・・・確かに声が聞こえた。声の高さからすると少女・・・でもタツキの声じゃない・・・ リヒトの記憶には無いはずの・・・しかしどこかで聞いたような気もする不思議な声・・・そう考えている時、またあの声が聞こえた。
『イヤだ・・・違う、私は・・・!』
『やっぱり・・・空耳じゃない・・・!?』
まるではるかかなたから聞こえてくるような声なのに、はっきりと耳に・・・いや、直接リヒトの脳に響くようなその声。・・・ リヒトは再びその耳をそばだてて、じっくり辺りの音に耳を傾ける。そして声を感じた方へと走り始めた。
『お、おい待てって!』
ラズは慌ててその後姿を追いかけた。ピカチュウとグラエナは森を一気に駆け抜けると海の見える崖の上へと姿を現した。 そして遠い海の向こうを見つめながら、リヒトは呟く。
『・・・確かに・・・海の向こうから聞こえたんだ・・・声が・・・』
『海の向こう・・・って・・・』
ラズはピカチュウの目線の先を追った。確かにこの海の向こうには本土がある。だが、 その姿さえ見ることが出来ない遠い島から声が聞こえてくることは当然ありえない。ラズは少し冷めた目で再びピカチュウのほうに目線を移した。 しかし、ラズはすぐにその目を戸惑いのものへと変えた。・・・ピカチュウの様子が明らかにおかしかった。いや、 おかしいのは空耳を聞いた時点からおかしいのだが、そういうレベルではなく、目は虚ろで身体も力なく耳や尻尾も垂れ下がっている。
『ピカチュウ・・・?』
『でも間違いなく・・・聞こえたんだ・・・それに・・・何か緑色の光が・・・はじけるような・・・森の中・・・大きな家・・・ミュウ・ ・・』
『・・・おい・・・!?・・・おい、何言ってるんだ!?しっかりしろ!ピカチュウ!』
『ぇ・・・ぁ・・・え?何が?』
リヒトは突然耳元で大きな声で呼びかけられて飛び上がるように驚いた。そして普段から丸いそのピカチュウの瞳を更に丸くして、 何が起きたのか分からないという表情でラズを見つめた。
『お前・・・どうしたんだ・・・!?』
『・・・だから何が・・・?』
『何・・・って今わけ分からないこと言ってたぞ・・・!?緑の光がどうのとか、森とか家とか・・・』
『え・・・?』
『・・・自分で何言ったか覚えてないのか・・・!?』
ピカチュウは逆に、ラズの方が何を言っているのか分からないという表情で見返す。
『・・・聞こえたんだ、女の子の声・・・違う・・・って・・・』
『違う・・・何が・・・?』
『分からないけど・・・でも確かに海の向こうから声が・・・』
リヒトは自分でもおかしなことを言っていることに気付いていた。しかし、事実だからそれ以上どう言い様も無い。 ラズは少し首を傾けながら語りかける。
『疲れているんだ、色々あったからな』
『・・・』
リヒトは無言で俯く。どうにも否定できない。でも、あれを幻聴だと捉えるには、あまりにはっきり聞こえすぎていた。しかし、 もうあの声は聞こえない。ピカチュウはその小さな手で耳を数度掻くと、ふぅ、と鼻から息を吐く。
『やっぱりお言葉に甘えるよ、今日は』
『あぁ、そうするといい。今日はもう戻ろう。・・・一旦ドクのところに寄ろうと思うがいいか?』
『奥さんのこと?』
『あぁ、経過が気になるし、可能なら早くまた3匹で暮らしたいしな』
『家族かぁ・・・それも分からない感覚なんだよなぁ』
ピカチュウはそういいながらゆっくりと歩き始めた。彼の様子を見守るようにグラエナも横について歩き始める。
『・・・でも、ハクリューはどうなんだ?』
『え?』
『ハクリューがお前に名付けた名前・・・リヒト・・・だったか?あれは元々あいつの弟の名だって聞いたぞ』
『らしいね』
『ってことはだ、お前とハクリューは、姉弟みたいなもんじゃないか』
『姉・・・ねぇ・・・どうだろうな、余りそんな意識無いけど』
ピカチュウは照れくさそうに小さく笑った。ラズはその様子を見て言葉を続けた。
『じゃあ、どう意識してるんだよ?あいつのこと』
『・・・え?』
『・・・姉じゃないとすれば、あれか、1匹のメスとしてきちんと意識してるってことか?』
『ぁ・・・ぇ・・・ぁ・・・!?』
そう言われると、ピカチュウは言葉に詰まった。リヒトにとってのタツキ・・・深く意識したことが無かっただけに改めて考えると・・・ 自分でもどう思っているかわかっていないことに気付いた。
『友達とか・・・仲間とかだよ。・・・多分』
『それ以上、にはならないのか?』
ラズは表情を緩めながら間をおかずに聞いてくる。そして間をおけばおくほど、ピカチュウの顔はどんどん赤くなっていくのが分かった。 リヒトにとってタツキは・・・。
『・・・おい、今何想像してたんだよ?』
『ぇ、想像・・・って別に何も?』
『本当にか?にやけてたぞ、だらしないぐらいに』
『気のせいだってば!』
ピカチュウはそう叫ぶと怒ったような表情を浮かべ、ラズの前へと飛び出しそのまま先へと走り出してしまった。
『・・・面白いな、若いっていうのは』
ラズはボールのように跳ねていくピカチュウの後姿を見ながら微笑んだ。確かに自分にも、今の彼のつがい、 レナとの間にそういう甘い時代もあったなと、懐かしい思い出に少し心を浮かべながら。 そして一息つくとピカチュウの後を追って彼も駆け出した。
『あ、お帰りー』
ピカチュウが診療所に入るなり、目の前にいきなりハクリューが現れて声をかけてきた。リヒトの鼓動はその途端いつになく加速するが、 表情は平静を保ちいつものように振舞う。
『ただいまー、どうだった?空飛べた?』
『もうバッチリ!もう、ガンガン何処までだって飛んでいけるよ、多分』
『何処まで・・・ってドンだけ遠くに行くつもりなのさ?』
『そりゃあいけるんだったら海の向こう側までね』
ハクリューは尻尾を揺らしながら笑顔でそう答えた。
『海の向こう?』
『そ、調べたらさ、やっぱりここ、オガサワラっていう諸島の一つらしいからね。いずれは本土に自力で戻りたいなって思ってさ』
『・・・ずっと、この島にいるわけじゃないの?』
その言葉を聞いてリヒトは急に自分鼓動のなり方が変わったことに気付く。興奮じゃなく、漠然とした不安。そして、 頭に響くのはさっき聞こえた少女の声。
『お姉ちゃん、いっちゃうの?』
不安を感じていたのはリヒトだけじゃなかった。横でタツキに寄り添っていたポチエナのパルも、驚きと不安の入り混じった表情で、 その瞳を一気に潤ませてタツキを見つめた。
『大丈夫、急にいなくなるわけじゃないから、パルに寂しい思いはさせないようにするから』
タツキはその尻尾でいつものようにパルの頭を優しく撫でた。 ポチエナはハクリューの尻尾にまるで包まるように柔らかく優しい鳴き声を上げながら、甘えるようにして離れなかった。
『でも・・・何で本土に?』
「知りたいことが色々あるんだとさ」
『そうそう、って何でアンタが答えてんのよ!』
突然トウヤに答えを取られたハクリューはその長い身体をくねらせて威嚇するように睨んだ。
『知りたいこと?』
『そ、色々、ね』
『色々・・・って・・・?』
『そりゃあ、色々。自分のこととかアルファのこととか・・・あと、リヒトの記憶のこととかね』
『僕の記憶・・・』
『見つけてあげたいな、って思って』
タツキはすぐに表情を笑顔に戻し、リヒトのほうを見た。その優しい瞳は例え細めても優しかった。そしてその青く澄んだ細い身体、 柔らかな耳の羽根、輝く首と尻尾の水晶・・・改めて見てみれば、彼女は美しいポケモンだった。そんな彼女を見ていると、リヒトの中で、 また一つ力強く鼓動が脈打つ。
『・・・どうしたの?リヒト、顔赤いよ?』
『え・・・あ、チョット疲れてるから、熱有るかも・・・』
『それ、大変じゃない!ドクに見てもらったら?』
『いいって、本当にチョット疲れているだけだから・・・』
そう言ってリヒトはタツキに背を向けた。・・・どうしよう。リヒトはその言葉をずっと並べていた。 タツキのことを深く意識したことは無かったけど、意識し始めたら止まらなくなり始めた。タツキは自分にとってどんな存在か・・・ どう彼女に接すればいいか・・・無意識に出来ていた分、意識すると上手くいかなくなってしまう。
『ちょっと風に当たってくる』
そう言ってピカチュウは外へと飛び出した。
「何だ、あいつ、今入ってきたばかりなのに」
『・・・色々感じる時期なのかもね』
タツキはトウヤの疑問にそう答えた。自分を見て顔を赤らめたあの様子を見れば大体想像はつく。 タツキはラブコメのような鈍い少女じゃない。
「感じるって何が?」
『・・・アンタ何歳だっけ?』
「?・・・17だけど」
『私よりも3つも上なのに・・・』
・・・男はやっぱりそういうのには鈍いのかもしれない。トウヤを見てタツキはそう思った。 そして外へ出て行くピカチュウと入れ代わるようにグラエナが診療所に入ってきた。
『パパ!』
『パル、いい子で待っていたか?』
『うん!』
ポチエナはハクリューの傍から飛び出すと、弾丸のように走り抜けてグラエナの元へと駆け寄った。
『・・・ピカチュウ、着たばかりなのにもう出てったな?どうかしたか?』
『何か、熱有るって』
『熱・・・か。・・・ハハ、そうか』
普段余り声を上げて笑うこと無いラズが、小さくでは有るが笑い声を上げた。熱がある、 真意はどうあれあのピカチュウがタツキのことでそう答えたのであれば、案外満更でもない自分の予感と、その純粋な反応が、 どうにも彼のツボにはまったらしい。その様子を見てタツキは状況を把握した。
『・・・リヒトに何か吹き込んだんじゃない?』
『別に?・・・ちょっとお前の話をしただけさ』
『・・・ハァ・・・まぁ、いいけど・・・でも、あれだし私、リヒトの様子見てくるね』
ハクリューはそういってラズの横を通り過ぎそのまま診療所の外へと飛び出した。
「・・・なんなんだ、一体・・・?」
『お前も、うかうかしていられないぞ』
「・・・何が?」
ラズにそう言われても、トウヤにはそもそも周りがなにの話をしているのかさえ分かっていなかったから、 自分の何処がうかうかしているのかも全く意味が理解できなかった。トウヤは首をかしげながらも、 ハクリューが飛び出して言った診療所のドアを見つめていた。
『・・・こんなところにいた』
『・・・タツキ・・・』
診療所から少し歩いた砂浜、かつてピカチュウとハクリューが流れ着いたその場所にリヒトは座り込み、遠い海を見つめていた。 ハクリューはその横に身体を丸めて同じように海のほうを見つめ始める。
『・・・どう?少しは熱、治まった?』
『うん、まぁ・・・少しは』
『そっか、よかった』
ハクリューは、分かってはいたものの一応安堵の笑みを浮かべた。もしかすると、 本当に体調が悪いのかもしれないと言う懸念もあったのは確かだったし、あの一瞬でそこまで確定できなかったが、 今こうして落ち着いているリヒトを見ると体調も、気持ちも思っていたほど崩れてはいないようだ。・・・でも、一応、聞いてみる。
『・・・ラズに何か言われた?』
『え?・・・いや、別に・・・』
『・・・そう?ならいいんだけど』
そして言葉が止まった。別に、といった後の間を考えれば、何も言われていないと言うのは嘘だと、すぐに分かる。 しかしタツキはもうそれ以上何も聞かなかったし、聞くつもりも無かった。ただ、 何となく2匹で海を眺めている時間の流れの穏やかさに心地よさを感じていた。そして、言葉が自然に溢れ始める。
『いつか・・・みんなでさ、海の向こうにいけたらいいね』
『みんなで?』
『そう、みんなで。私の知りたいことや、リヒトの記憶が有るかもしれない海の向こう。私達が元居た場所に』
『海の・・・向こうか・・・』
リヒトは海を見つめながらそう呟いた。しかしその呟きが、単に彼の内に溢れる海の向こう側への感心と記憶への不安だけではなく、 さっき聞こえたあの謎の声に対しての疑念や興味が混ざっていたことには流石のタツキも気付きようは無かった。 そして2匹はまた言葉なく海を見つめ続けた。互いに様々な思いを胸に秘めて。
μの軌跡・幻編 第12話「海の向こう」 完
第13話に続く
今回も拝見させていただきました。
逆襲編の12話にrateで書き込んでたものです。
リヒトの正体はなんとなく思い描けるのですが、「ミュウ・・・」という発言は意外な展開。
結末が気になります
逆襲編も幻編も
μの軌跡第13話
期待してます
いろいろと忙しいでしょうが頑張ってください。
★宮尾レス
ratie.様コメント有難う御座います。
まぁ、リヒトの正体は、エリザほどほのめかしは無いものの若干バレバレではないかと思われる書き方はしてますしねw
しかし、リヒトは逆襲編と幻編を結ぶ役割を持っています。彼の記憶はエリザの記憶同様重要なものなので追々書いていければなと思ってます。
★宮尾レス
コメント有難う御座います。
リヒトの正体・・・まだまだ秘密ですが、ヒントは物語の中に隠されては居ます。リヒトだけ声が聞こえたのもヒントの一つです・・・これだけじゃまだ意味分かりませんがw、今後の物語の中で更なるヒントを段々出していく予定なので楽しみにしていてくださいね。
名前カレン
種族キレイバナ
性格やさしいけどちょっとドジで超ポティジブ
はじめてセイカたちとであい、いっしょに謎の組織から逃げる
一応どうでしょうか。参考にするなり作者の自由です。それではがんばってください。
★宮尾レス
コメント有難う御座います。
PBEは今月下旬に書き始めるので、今月中か来月頭に公開することになると思います。
新キャラについてご意見有難う御座います。μの軌跡に登場するキャラについてはストーリーの必要性に応じて随時出していく予定があります。ストーリー展開などは既に概ね決まっているので、折角考えていただいたキャラを出すつもりはありませんが、魅力的なキャラクターを今後も書いていければと思っております。
次回の公開はまだまだ先なのでそれまでお待ちいただければと思います。
タツキ 声 本名陽子
リヒト 声 浪川大輔
トウヤ 声 山ちゃん
ラズ 声 千葉一伸
ドク 声 三木眞一郎
とまあこんなかんじです。中には今年のポケモン映画のジャッキー役の山ちゃんもいれてみました。幻編を見ている人たちに僕の感想をみてもっと楽しんでいきたいです。
★宮尾レス
毎回のコメントはありがたいのですが、ここはmyuu様のコメントを見て楽しむところではないことを理解してください。
また、既にこのコメントは感想の域を出ています。今後myuu様に限らず、小説の内容から逸脱したコメントに関しては、レスを差し控えたいと思います。
宮尾に対してこっそり言いたい感想や応援、意見や苦情が有ればメールフォーム、他の方と小説の感想などで盛り上がりたい場合はチャットなど、コミュニケーションの方法はここだけではありません。
宮尾はあまりルールとか細かに決めるの嫌いだし、こういう場は自由に発言できる場であるべきだと考えてますが、それはあくまでマナーと常識を守った上でのことです。
コメントしていただく際は、ネットというものの性質をよく考えた上でしていただけるとうれしく思います。
ネットで小説を探していたらこのサイトを見つけ、読んでみました。
とても面白かったので、二日でほとんどの小説を読んでしまいました。
中でも、この小説が一番自分的に好きです。
どの小説もストーリーもぎこちない所がなく、自然に読めました。
まだまだ勉強中ですが僕も小説を書きたいと思っているのでホームページを作ったらリンクを張らせて下さい。
ちなみにキツネが好きなので、最初はキツネを書くと思います
長くなってしまいましたが、小説書くの頑張って下さい。
★宮尾レス
コメント有難う御座います。
拙著をお気に召して頂けたようで光栄です。まだまだ自分も未熟ゆえ、執筆し続ける事が勉強し続ける事だと思って毎日小説を書いております。
blue様も小説に挑戦したいと考えてらっしゃるのですね。もしお書きになりましたらお教えいただければ拝読させていただきたいと思います。でも、キツネいいですよねー。自分も実際に狐に触れたり観察した経験を通してラベンダーフォックスなどを書いています。
当サイトはリンクフリーなのでサイト作られたらご自由に貼っていただいて構いません。小説、サイトの完成を楽しみにしております。